("はくちょう座"ないし"十字架"を意識した両手を左右に広げるポーズで)
先月の更新でやっと昨年夏から延々続けていた"ワークショップ編"を終え、はや一ヶ月。
俺、いま背中一面にビッシリと矢が刺さった状態でこれを書いてます。イエ〜〜イ!!
ってんな訳ないじゃん。
戦いすんで、的なことを言いたかっただけなんですけど如何でしょうか。
勿論実際は矢なんて一本も刺さってねえんだけどな!!
…なんて、こんな冒頭から嘘吐きまくった事で瑪羅門の裁きにでもあったんでしょう。
俺、今この瞬間も多分ぶっちぎりにインフルエンザウィルスの陽性反応が出ています。

瑪羅門の裁き
え、いやこれは嘘じゃないよ!ホントなんだって!ホントに出たんだって!!
あれ、この感じ…?俺…昔こんな話イソップ物語で読んだよ!
いつも嘘ばかりついてたから本当に村に狼が出た時誰も信じてくれなかったやつだ!
最後はお決まりのトーナメント戦によってバトル中心の展開が長期化、ストーリーがそこそこに破綻して運命の5王子との王位争奪戦の後、なんだかんだで「この世に一つだけ完璧なものは正義超人界の友情だ」って感じで終わるやつだ!(フォロー一切入れず)
そういう訳で、今私は仕事にも当然ながら行くことができず、「わたしもうじきだめになる」というこれまでの人生で一ミリも思い浮かんだ事のないフレーズが強迫観念的に頭に浮かんでは消えるレベルで流石に周囲より隔離、そして寝ている状態なのです。
むやみやたらに嘘をつく心の汚い人間は一体どの様な末路を辿るのか。
私はまさに今それを体現しているのだと思います。
そう、こういう事です。この様にバチが当たっていくのです。神様はいます。見ています。
皆さんは決して、嘘をつく様な大人になってはいけません。
私もこれからはしっかり反省し、この教訓を肝に銘じて生きていこうと思います。
そうそう、皆さんにお伝えする事がもう一つありました。
病院からもらったインフルエンザ薬の説明書の裏に、参考として"異常行動について"と題された項目があり、そこには高熱によるうわごと・幻覚・妄想・気絶等の例が記されています。

記されています
よって、今回の原稿があなたにとって殊更"虚構"と"嘘まみれ"に見えたのだとしたら、それは作者による"嘘"ではなく"妄想"と"幻覚"の産物です。仕方が無い事なのです。
いやいっそ、これまでの連載内容の全てを汲んで俺の事は「永遠のインフルエンザ」とでも思ってもらえた方が精神衛生上は良いのかもしれません。
さ、今年も一年嘘と虚構にまみれていく覚悟をきめた所でどうしましょうかね!2012年!!
どうしましょうかね2012年
そういう訳で、ワークショップ編を終えた今私がこの瞬間考えているのは、とっくに終わった少年ジャンプの月例新人賞ホップ★ステップ賞の事と今年のネクスト・ステップの事です。
どうせダラダラ続けるんだろうという大方の予想を裏切ることは決してないとは思いますが、それにしてもあんなに氾濫していたゆるふわの"ゆる"も"ふわ"もめっきり見かけなくなった昨今、これに代わる形で近年しばしば見かけるのが「大人ナチュラル」という言葉です。
しかしこれにはあれ程のムーブメントを起こした"森ガール"程の印象はないように思います。やはり彼女達がそのままスクロールし、早々物分りの良い"大人"になってしまったのでしょうか。あの無謀さがかえって好印象だっただけに早すぎる気がして惜しいと思うのですが。
どうした皆、豆鉄砲喰らった様な顔して。
とりあえず99%の方(※画像はイメージです)が忘れかけている事だと思いますが、新年・新章(?)の区切りということでもう一度おさらいがてら申し上げますと、当連載は一応「性別上は女性として生まれ30余年の筆者が、これまで殆ど接することのなかった都合"森ガール的な世界"に少しでも触れ、最終的には京にのぼり朝廷から征夷大将軍の官位をもらう」事を当面の目標とし、人生やったことない辞典・及び妄想を積み重ねては蹴散らす、という出来た途端に波がさらっていく砂の城、ないし三途コラムです。ここはそういう所ですよ?

イメージです
今回は連載してる当の本人ですら忘れがちなこの事実から目をそむけない為にも、年末拾った小ネタでも一筆書いて軽く襟でも正してみようかと思います。何しろ今外一歩も出れねえしネタも何もねえっつうの。いけねえ、つい本音が。
襟でも正してくれようかと思います
一昨年、11月1日更新の当連載第14回「帰ってきたワイルド・ピクニック考」内で、私は己の独断と妄想でも
って
- 寒さで森のお友達であるリスさんやクマさん、テントウムシさん等が集団越冬
- そんな寂しい森で主な生業であるピクニックなんかできない
- 幻でもルーベンスの絵とか見えたらそれは迎えと考えた方がいい
等の理由を元に「冬場は森ガール禁止」説を結構声高に唱えてきました。
しかし私は昨年末、師走で賑わう某百貨店の本屋で「大好きな、冬が来る」と表紙に書かれた「森ガール Lesson5」(※雑誌)を発見してしまい、その時に受けた激しい衝撃の余韻をいまだ残しているのです。
え!? 好きなの冬!?
おれは根底から間違えてるのでしょうか。それとも何かしら試されてるのでしょうか。
この程度のギミックも見破られないようでは…否、もしかしたらパッと見"冬サイコウ!"というページに見せかけておいて、実はりんごの森の子猫達に誘われる楽しいパーティ(※だって今日はおばさんのバースディ!)への招待状、地図等が読み方次第で至る所に浮かび上がってくる仕掛けなのかもしれない。この程度の暗号も読み解けない様ではこの32回までの道のりは一体何だったんだろうという話になります。うんそう、話にね、うん…。
………………。
やっぱ火傷してんじゃん!私は街角ピエロじゃん、キミはおませなポップコーンじゃん!!
所詮空想だけでどうにかしようとしてるからこのザマなんじゃん!
え〜とまあでもそんな事どうでもいいか!今年もよろしくね!!!
(それで全部解決したとでも思ってんのか)